ご挨拶
パープル・シャドウズがデビュー・シングル『小さなスナック』をリリースし、大ヒットの余韻も醒めやらぬ頃、私の心は、店づくりと恋に燃えて(萌えて)いた。
昭和47年5月、スナック『モゼル』は、ジュークボックスから流れる流行歌にスウィングしながら、カウンター越しに人生観、夢を聞き語り、食事とお酒を提供する5坪程の小さな店として方南町に誕生。
その後、新宿三丁目を経て昭和57年、幡ヶ谷に移転。
長い年月の間に、大きな岩も、あちこちぶつかりながら、流れ流れて丸い石になる。
失敗、反省を繰り返しながら、大好きな昭和の香りたっぷりで、一度座ったら又座ってみたくなる、居心地の良い椅子を用意し、変らぬ心で、今日もお客様を迎え続ける。
お店のご紹介
幡ヶ谷駅北口を降り、六号通り商店街を通り抜け、ひとけもまばらになってきた頃、目に飛び込んでくる青い看板のお店がモゼルです。
音楽は60’s〜70’sの手作りテープを流しています。
入りにくく、出にくい。
一度入ったら、そこは、自分の家。
※休みは1月1日のみ